最近観たアニメの感想その3(安達としまむら,魔女の旅々ほか)

もう夏アニメが終わり秋アニメがいくつか放送され始めましたが、ここではその他全然関係ないアニメの感想を載せます。今回は以下の目次の通りで感想を書いていきます:

 

今回は4作品だけの感想です。もう2,3作観てから投稿しようと思ったのですが、夏アニメ感想を出す上で政宗くんとホリミヤの話をとっとと出しておかないといけないし。

 

放送当時視聴していたけど途中で視聴を放棄した作品(俗に○話切りとか言うソレ)が私にもいくつかあって、ただそれは切ったわけではなくいったん寝かせていつか続き見ようと放置した結果年単位が経過したというものなんですよね。この記事の最初2作品もそのうちで、途中まで観て、おもしろくないわけではないけど寝かせた結果3年経ってました。内容もすっかり忘れていたので最初から観直すことになってしまったのですが…。

今回もなるべく簡潔に感想を書きます。

 

以下、感想(ネタバレを含む):

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1.『安達としまむら

女女百合アニメーションです。以前別なアニメの感想書いたときに「百合モノ全然好きじゃない」的発言しましたが、これも放送当時はイマイチに思い放置していました。ただこの作品は女どうし特有の面倒くささみたいなのが薄くて比較的見やすかったです。安達(時々しまむら)によるポエミーなモノローグが多めで、思春期の脳内って感じ。安達のしまむらへの好意が「女どうしだから現れる特有のソレ」の他に度々「童貞思春期男子高校生」みたいな時があって変な顔してしまう。先述の通りモノローグを通して思春期高校生の思考を深く描写しているため1話あたりの内容は薄めです。「クリスマスデートに誘おっかな〜」で1話丸々消えます。

途中から出てきた樽見さんとか謎の宇宙人とかを置き去りにしたまま終了したため、続きが求められるような気がしないでもない。そういえば余談ですけど彼女らが通っている高校進学校なんてレベル飛び越えたレベルの進学校ですよね。黒板の描写見るとわかりますが高校1年の冬なのに数学Ⅲの区分求積法を取り扱っています。制作側が雑なだけかもしれませんが。

 

2.『魔女の旅々』

回によりますが、おもしろいです。灰の魔女イレイナが世界を旅する中で遭遇する奇妙な国と人々─みたいなテーマの下、オムニバス形式で物語が展開されていきます。基本的に1or0.5話完結で見やすく、形式的にブレはあるもののおもしろい回の突き抜け方はとてつもないです。個人的には3話、4話、9話は鳥肌が立つ展開でした。ミステリーというか、その土地での事件を解決するわけで、視聴者的にはある程度勘が良ければ真相が概ね予想ついてその通りのオチになるのですが、その真相への持って行き方・見せ方が非常に良く、わかっているのに引き込まれます。探偵モノとかで犯人やトリックを視聴者に先に見せておいて探偵がそこに辿り着くまでの過程を魅せるタイプがありますがそれに近いかもしれません。もっともこれは別に先に見せているわけではありませんが。

 

3.『政宗くんのリベンジ

2回目の視聴です。1度目はそれこそ放送当時にリアタイしておりました。最初2期観る予定なかったのですがなんとなく観ようと決意し、ついでに1期の復習…。これ観ていたときまだ高校生だったなと干渉に浸る作品でしたね、今はもう社会人だというのに、、やっぱ2期やるの遅くない?ワガママMIROR HEARTも懐かしすぎる。アニクラ大アンセムとなって聞き飽きたレベルですが、アニメのopで改めて聴くとまた曲の強さを再確認させられます。イントロってこんな静かだったんですね、いつもはオタクさんたちがホグワーツ諸々を絶叫なさっているせいで聴けないですからね。

ちょうどいいラインのラブコメやっていて観ていて何一つストレスがなく、楽しい作品です。出てくるどのヒロインよりも小十郎くんがかわいいという現象はどうにかした方がいいですが。当時から思っていましたが9話まではかなり良いのに10〜12話があまりおもしろくなく失速した印象です。一応最終話なのにBパートカラオケ回ってどういうことだよ…。とりあえずこれで1期再履修できたので2期に参ります。

 

4.『ホリミヤ

初視聴です。2期を観るために観始めました。多分2期の感想にも同じこと書くんですけど、2つ大きく思ったことがありまして、まず、「スゴい平成のアニメだ!」ていうのです。平成18〜20年くらいのノリがスゴいぞと感じました。ガラケーのメールで連絡送り合ったり、TSUTAYA(多分)からDVDたくさん借りて来て映画鑑賞したり、あと何より堀さん含めギャルっぽい女子の一昔前感!今でもDVD鑑賞とかはあると思うんですけど、高校生とかなら親が契約してるNetflixとか使いそうですよね。もう1つは「女性が原作やってるな」というものです。基本的に漫画の作者が男か女かなんて気にしないのですが、諸々のシーンが、これは男には描けないし、でも女の人なら考えうるなというものがあまりにも見受けられたのです。宮村くんと石川くんの男同士の会話のノリとか、散々家行ってるのに全然悶々とする様子のない宮村くんとか、でもなんかめっちゃプラトニックにセックスしだすのとかこういうのは男が原作だと作れないなと思いました。これで原作男だったら恥ずかしいな、自分。多分2人とも女性だと思うんだよなー。

この作品堀さんと宮村くんよりも石川くん-由紀-桜の三角関係の方がおもしろいです。はい。

 

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以上、最近観たアニメの感想でした。tierを付けるなら上から順にB, A-, B, Bというところです。ここ2年くらいは一度1話を再生してしまったアニメは1クールは観ると決めています。それ故おもしろくないアニメの感想も出るんですけど…。ただおもしろくないアニメをおもしろくないと批判していいのは最後まで観たヤツだけだと僕は考えていて、1話なり3話なりでイマイチだからって切ってイチャモンつけるのはナンセンス。

既に夏アニメの感想も書いています。またまとめて投稿します。