最近観たアニメの感想その1(禁書目録,かんなぎ,トロプリほか)

こんにちは。ここではクールアニメ以外で観た作品の感想を載せます。1回観ていて2回目3回目みたいな作品もあります。次の順に感想を書きます:

それぞれ春アニメ感想とかよりも短めに書く予定です。数行から20行以内。

以下、感想:

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1.『とある魔術の禁書目録

1期、視聴は3回目で2回目は3年前くらい。

やっぱ名作なだけあって何回観てもおもしろいですよ。2000年代のアニメにあるこのイントロゆっくりで徐々に加速していく感じめちゃくちゃ肌に合うというか、好きなんですよね(おじさんということです)。昔は3話切りとか言われていましたが今の若者は1話切りと言って1話時点でガツンとおもしろくなかったら即切ってしまうみたいで、ソレ故1話から展開をガッツリ詰める作品が増えてきているわけですが、この時代のアニメ特有の世界観・舞台の説明や主人公とその周辺の紹介などをメインとして展開が発生するのは1話ラストからという丁寧な作り方をした1話好きなんですよね〜。今の中学生高校生が禁書目録観たら1話で切っちゃいそう。超電磁砲Sを観た上でもう一度観る姉妹編は解像度が桁違いに上がりますね。

僕の中での価値観で"魔法や魔術などは科学とは対を為す存在で、科学が発展する以前にあったキリスト教などの宗教の信仰によって生まれる力"、というのがあってそれはまんまこの作品の影響です。

 

2.『かんなぎ

初めて視聴しました。また2008年アニメということですが、沢城みゆきさんが主人公の幼なじみ片思いJK役やっているのに感動してしまいました。この時代のオタク用語とかインターネットミームとかバリバリで懐かしい〜という気持ちに(この時代全然オタクでもなんでもなく健全小学生やらせてもらってましたけど)。ホモをガッツリホモと呼んで蔑視というか馬鹿にしてるシーンがある感じ時代感じる、今やったらうるさい人に騒がれるの確定だから。そう思うとレイザーラモンHGとか今やれないよなぁ。

当時原作未完のためラストのくだりはアニオリらしいですが、僕はかなり好きでした。ずっとギャグを通してきたのに突拍子もない感じもしますが1クール完結モノの〆方として上質です。仁君の思考回路の方もあやふやじゃね?というのは思春期だしそんなもんでしょう。最終章前の本当に内容0のカラオケ回で緩急つける感じとかいいですよね。たいへん良い作品で楽しめました。

 

3.『トロピカル~ジュ!プリキュア

コチラの視聴は2回目、1回目は放送時に観ていました。歴代トップクラスに明るくてハチャメチャでギャグテイストなのに本筋ストーリーやる回はめちゃくちゃしっかりしていてギャップにやられてしまう。29話が特に印象的で、ギャグから入りまなつ・ローラの会話からまなつが見る不思議な夢、そこから街全体を襲うヤラネーダとのバトルなど見どころたくさんです。

この作品クルルンが喋りだすことなくキーアイテムになることなく本当に最後までポケモン枠に収まっていたのが逆に良かったのかもしれません、人物の関係性深掘りに焦点充てられるので。

初見のとき序盤ローラがあまりにも高慢ワガママ女過ぎてかなり苦手に感じていてたのに2周目入ると全てが好きになっていてチョロいもんです。ハトプリのえりかと同じ現象が起きてます。45話のラスボス戦パチンコの演出みたいなギャグで〆たのにそこからの45話後半+46話のエピローグが本当にしっかり泣かせにきているというか、なんなら2回目でも顔クシャクシャで泣いてました。

 

4.『劇場版呪術廻戦0』

2021年のクリスマス公開の映画ですが、当時忙しくて見に行く暇が無く初視聴。dアニメで観ました。結論から言うと、満点です。久しぶりにわかりやすくめちゃくちゃおもしろい作品を観たなと湧きましたね。

これ観た時点で呪術廻戦2期の過去編を観終えたあたりだったのですが、バリバリに0でリンクしていて絶叫。映画館で視聴済みの人も懐玉・玉折編観終わったらもう一度観てみると良いと思います。これだけだとこの作品五条悟と夏油傑の関係性がですねぇ!みたいなノリに見えてしまいますがちゃんと本筋も素晴らしかったです。映画ということでバトルシーンも大画面映えする感じで、乙骨くんが夏油の呪霊に囲まれたときに呪言を放つシーン鳥肌スゴかったです。

てか、乙骨くんあまりにもシンジくん過ぎましたね。「死んじゃダメだ」のシーンとか緒方さんも自分でさすがにシンジくん過ぎたなと思ってるだろってくらいシンジくんで笑ってました。別に全然いいんですけども。

 

5.『回復術士のやり直し』

エロ、最高。完全版の視聴を推奨します。TV版だと全体の半分くらい規制入ってて何一つおもしろくないと思います(そんな作品アニメ化すんなって話ですが)。地味にストーリーもあるし良かったです。毎回義務エロシーンありますが、結局のところ2話がピークでしたね。10話ラストからの剣の勇者のくだりと最終話も良かったですが。

 

6.『のんのんびより

初見でした。有名作品観ていないがちなんですよね。この作品、田舎特有の静けさというか、スローに時間が流れていく感じがとてもよく表現されていて素晴らしかったです。シュールなギャグというかスローテンポな日常を展開するスタイルは一歩間違うと退屈でおもしろくない作品を生みかねないのですが、この山畑田んぼに囲まれている情景と相まって良い方向だったと思います。コンクリートに囲まれて育つとこういう田舎に少し憧れるけど多分僕は1週間くらいで限界来るかも。結局田舎出身は都会に憧れるし都会出身は田舎に憧れる言わばないものねだりなのかもしれません。一人っ子と兄弟持ちのソレと同じく。

初めて見るからホント知らなかったんだけどこの作品お乳こぼれフルーツタルトからキモさ薄めたみたいなノリもあるんですね。

 

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以上、最近観たクールアニメ以外のアニメ感想でした。のんのんびよりは2期も映画も3期も観る予定です。禁書目録は3期まで既に視聴済だし2期以降もう一周するかは置いときます。

敢えて感想のところに載せませんが、一応tierをつけるとするなら上から順にA, A-, S, S, A, A-といったところです。

 

夏アニメの感想はまたまとめて投稿する予定です。俗物っぽいかもしれませんが、おもしろさで言うと結局呪術廻戦がトップ張っている印象です。全18話構成と聞き、過去編終わってから少し間空いてるのもあり、9,10話あたりで少しキリ良さそうなタイミングで感想を書こうと思います。