アニメ映画感想2(ミリオンライブ先行上映+プリキュアオールスターズF)※ネタバレ大含み

映画と、映画館での先行上映アニメ作品を観てきました。タイトルにある2作品の感想をダラダラ書いていきます。どちらも夏アニメに入れることにしました。ミリオンライブは秋に放送ですが、1900円×3払って全て先に観てしまったので。

 

以下、感想(ネタバレバリバリです)

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1.『THE IDOLM@STER MILLION LIVE!

自分はコロナ禍に入る直前くらいまでアイマスのオタクで(俗に言うPというわけではなく、ただのオタクです)、度々ライブに足を運んでいたのですが、コロナ禍でライブそのものへのモチベが下がるとともにアイマスの曲もあまり聴かなくなってしまいました。ネガティブな入りをしていますが、そんな元アイマスオタクがミリオンライブのアニメを先行上映で観に行ったらミリオンライブモチベが大復活してアイマス最高となったという話です(結論)。アイマスシリーズの中でも特に765AS→ミリオンライブを追っていたため4年くらい前のライブでアニメ化決定と出た現場にも居合わせていてまだかまだか、もう企画消滅したのではないか?と疑念を抱いていたタイミングでのアニメ完成は自分をアイマスに引き戻すトリガーと化しました。てか同じくだりウマ娘のアプリでもあったな…。

特に前情報を仕入れずに映画館にやってきたものですから全編CGアニメとわかった際はやや残念でしたが、そんなものは慣れれば何一つ気にならなかったです。導入というか、1,2話の雰囲気はこの世のアイドルアニメのテンプレって感じではあったのですが春日未来の真っ直ぐさにアテられ、激チョロであるところの自分は惹かれていくわけです。ミリシタでお馴染みのシアターオープン前に原っぱで手作り武道館イベントをやろうと中学生らしい突拍子もないことを言い出しててんやわんやするわけで、これに猛反対する桃子が少々ヒールを担っているように見えますが、社会の歯車やっている年になってしまうと桃子の言っていることは100も200もわかってしまうし、なんなら自分はそっちサイドだよねと冷静になってしまいます。歳をとればとるほど自分が保守的になっていってることに気づいてしまい悔しい。それでも未来含めアイドルたちを信じて2週間で突貫イベントを決行したプロデューサーは良く言えばパッション溢れる、悪く言えば博打屋だなと感じます。このへんの茜ちゃんが非常に可愛くてそういえば自分茜ちゃん好きだったなと気付かされます。これで客が全然来なくてイベント大失敗したら皆のメンタル凄いことになってストーリーが重くなるなと危惧していたのですが、このイベントは無事成功して安心しました。深夜枠のアイドルアニメだったら失敗していそうな気もしますが、みんなで頑張って作ったという努力が実を結ぶのは当然そちらの方が観ていて気分良いわけです。この失敗どうこうは8話のこのみ姉さん他の回で回ってきましたね。学生時代イベント系の派遣バイトをしていたときにも思いましたが、意外とこういう当日のトラブルへの対処は高校の文化祭よりもガバガバだったりするんですよね。

最終章11,12話のシアターのこけら落とし公演で完全に顔無くなってどこかへ消えてしまいました。当分はのっぺらぼうとして生活する必要があるみたいです。11話Bパートからもうガッツリライブやんって勢いでライブシーンモリモリで自分多動良いですか?と。アニメ曲と全体曲くらいは歌うんだろうなと余裕ぶったタイミングでロケットスター☆流れ出したとき思わず映画館で絶叫するかと思いましたが、大人として必死に抑え込みました。美希から割とズバッと言われてしまった翼の成長を見ることができて良かったです。それと、僕は昔から徳川まつりさんを最も愛してやまなかったわけで、それゆえロケットスター☆の後にフェスタ・イルミネーション流れた時はもう顔無くなるどころか爆発するかと思いました。最終話のライブで機材トラブルが発生して…っていうのもアイドルアニメの超テンプレ展開ではありますが、ここまでのライブメイクが良かったためかテンプレなのに全然のめり込んでしまいました。先行上映に来た人だけのサプライズなのか、アンコールもあり大満足でございました。

細かく感想を書きましたが、ミリオンライブのアイドルは39人もいるわけで、彼女ら全員に見せ場を作るのに1クールで足りるわけ無いだろうと当初思っていたのですが、蓋を開けてみたら皆しっかり見せ場があってどのアイドルを推している人(P)にとっても良い作品だったと思います。さっきも書きましたが、僕はミリオンライブというコンテンツにハマって少ししたくらいから徳川まつりさんをお慕い申し上げていたわけですが、姫もしっかり活躍していて嬉しかったです。というか、この作品を観て、そういえば自分39人のうち1/3くらいのアイドルはめちゃくちゃ好きだったわなと思い出させられました。冷静に考えると、待てばテレビで放映されるしdアニにも配信されるのにわざわざ1900円×3払って観るのいかがなものか……とも思いましたが、結果として払う価値は十二分にあったなと思えたので良かったです。とにかく本当に良い作品でした、アイマス最高👏👏👏。

 

2.『映画プリキュアオールスターズF』

観てきました。女児先輩連れた家族連れに囲まれる異常成人男性(独身)の図が嫌な人は都心などの映画館で平日の夜行くことをオススメします。なぜならそこに家族連れはなく、同じ異常成人オタクしかいないからです。別に僕は家族連れの中観るのも問題ありませんし、トロプリの映画観たときはその状況下でしたけど。さて、僕はそこそこの数のプリキュア作品を観ていたわけで、映画も度々観に行っていたのですがこういうオールスター系の映画は観に行ったことがありませんでした。というのも、プリキュア作品全てを網羅しているわけでなく観ていないものも割とあるため、完全に楽しみ切れることはないだろうと危惧していたからです。しかしいざ本作品を観てみたところそんな心配は杞憂に過ぎないとわかりました。

この全仮面ライダー大集合!タイプのお祭り映画なのに思いの外ストーリーがしっかりしていたし、展開も激アツでしたね。平成ジェネレーションズForeverとかも激アツだったし東映のお祭り映画力の高さには驚かされます。開幕戦闘シーンから入るわけでさっそくデパプリ・トロプリの2人が登場し早々に顔が変形しました。とりわけ夏海まなつが好きすぎてもう。さすがに全員をメインに出すわけにもいかないためか、最近の過去作から数人をピックアップし、それぞれ散り散りになったひろプリメンツと冒険する内容で、まなつ以外ではトロプリのローラ(結局最近観た作品が思い出に残ってしまうわけです)、まほプリのはあちゃん、スタプリのララあたりは出てきて非常に嬉しかったです。客演以外で思ったことですが、散り散りになったプリキュアの再会シーンでのソラとましろの様子が凄く良かったです。なんとなくソラ→→←←ましろな雰囲気ありますがこれ観ると完全にソラ→→→→→←←ましろなんですよね。この不思議な世界の正体だったりラストの戦闘シーンだったりは急に話が壮大になって直近で言うとグリッドマンユニバースみたいになってきたなと思いました。ウルトラマンでもなかなかこの規模の話無いぞと。友だちとの思い出が溢れるシーンはこちらも記憶にありすぎて目頭が熱くなります。こういうシーンで観ていない作品もあり、プリキュアモチベが高まる一作でしたね。

プリキュア映画次回作は来年冬とのことで、ひろプリ単体の映画のはずなのですがずいぶん遅いですね。ひろプリ最終話直前くらいではないでしょうか。もしくは最終話後になってしまうのか。いずれにせよ楽しみに待つとします。

 

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以上、2作品分の感想でした。夏アニメ感想のところには簡易的に1,2行補足書ければと思います。両方ともA+です。

そういえば、オトナプリキュアってタイトルでプリキュア5GoGoの続編というかスピンオフみたいなのの放送が始まりましたね。僕は本編一周はしているのですが観たのがどうにも大昔なため今コツコツと再履修しております故、オトナプリキュアの視聴はクール終わりギリギリになるかもしれません。なんなら再履修途中で諦めて観るかも…。次は夏アニメ感想で。