最近観たアニメの感想その4(けいおん!,あさがおと加瀬さんほか)

クールアニメ以外で最近観たアニメの感想をまた書いていきます。今回もクールアニメ感想よりもなるべく短めに収めるつもりです。今回感想を書く作品は次の通りです:

 

秋アニメで観ようと思っている作品に2期モノが多く、1期の記憶がほぼない/覚えているけどおもしろかったし再履修したいという作品を再履して観ていました。他にも初見のアニメをいくつか。

 

 

以下、感想(ネタバレアリ):

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1.『けいおん!

いや、本当にお恥ずかしながらこの歳までアニメ観てきてけいおん!観たことなかったんですよね、ということで2023年にもなって初視聴です。このユル〜〜い空気感で、でも輝く時は輝くという"ガチガチではない文化部"特有の青春感凄く良くて、さらに言うとこのかわいい女の子がほわほわしたノリ展開するアニメは今の女の子日常モノの基盤を構築している感じがあります。実際はこれ以前にひだまりスケッチとかありますけど。京都アニメーションのキャラデザも相まってどのキャラクターもとてもかわいくて非常に好きでした。何で観てなかったんだという話なんですけど本当に。かんなぎの感想書いたときにも同じようなこと書いたのですけど2023年に観ることでこのガラケーのメールで連絡取り合う感じとか、わざわざ参考書みたいなの読みながらWordの使い方勉強する感じとかの「平成感」を味わえるのも新たな楽しみ方かもしれません。この当時は軽音部ってそこまでメジャーな部活じゃなかったっぽいですね、てかこのアニメがきっかけで爆増したのか。

モチロン2期も視聴させていただきます。ソチラの感想はまた別の記事で。劇場版がdアニメにもアマプラにもないのですがどうしたらいいんでしょう…。

 

2.『ゴブリンスレイヤー』&
 『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN'S CROWN-』

リアタイ以来5年ぶりに視聴、2周目です。洞窟や地下道にゴブリンが湧く、それを皆殺しにする。内容を端的にまとめるとこれの繰り返しなのにとてつもない程おもしろいです。ゴブリンがこんだけのさばって死人がバンバン出ているのに冒険者的には雑魚扱いで相手にしていないのこの世界の異常さが少しありますよね。この作品はゴブリンスレイヤーがゴブリン達を一掃する爽快感の他に性癖キッズ御用達の凌辱描写がバリバリにある点が魅力です。1話で新人女冒険者がゴブリンに服を剥がれ犯され、小倉唯(が演じている神官)が恐怖のあまり漏らしてしまうシーンとか、7話で強気だった味方のエルフが一転恐怖に怯え、で、また小倉唯は漏らして絶叫するというこの手のソレが好きな人たちからは素晴らしい作品です。

映画(OVA)の方は初視聴でした。スパイ教室にいた上坂がやっていた無能キャラがひどく苦手だったためま〜~た上坂が無能役やってる、トホホという感じでしたが全体的にはおもしろかったです。2期はabema独占という涙涙の仕様なので毎週忘れずに頑張って観てます。

 

3.『聖女の魔力は万能です

1期の視聴、放送当時以来の2回目です。2期が秋アニメで始まったのに基本設定くらいしか覚えていなかったためこの際もう一度観ようと思っての視聴です。何よりもホーク様がイケメンすぎて視聴中は女の顔つきになってしまいますね。他の男性キャラもイケメンなのですが如何せんクセが強いもので。セイって多分社会人2年目とかで召喚されていそうなので23,4なんですよね。こういう貴族社会というか近世ヨーロッパ的な雰囲気漂う世界だと20代女性で未婚はもう手遅れみたいな扱い受けそうですけどそんなこともないのは彼女が故でしょうかね。それともそういうのは貴族だけで平民サイドは案外今と変わらないのかも。散々アニメ観てきたのにその辺詳しくないな…。もう一人の召喚者であるアイラとのくだりは9話で決着ついたような雰囲気漂っていますがそこだけなんかモヤモヤしました。

かなりおもしろい作品で異世界モノでありながらメルヒェンな少女漫画チックでもありそういうのが好きな人には楽しめると思います。引き続き2期も視聴します。

 

4.『カノジョも彼女』

こちらは初視聴です。これも秋に2期放送ということで1期観ようと思い観始めましたが、とんでもない作品を観てしまいました。設定が頭おかしいのはそうなんですけど、常軌を逸していないシーンがどこにも存在しないレベルで終始頭がおかしくてコチラの頭もおかしくなります。7,8話あたりからだんだん慣れてきますが、やはりIQを80くらい下げて視聴しないと脳が処理落ちして爆発してしまいます。何よりも男主人公が一挙手一投足がもうおかしくて正気の沙汰とは思えません。ラブコメ主人公なのにあんだけヒロインからアタックされていて1ミリも赤面する気配すらしない男主人公ってどうなってるん?またこういうバケモノ役榎木淳弥だし…。原作アホガールの人らしく、その意匠を感じられますが、ラブコメに昇華させるのは今のところ微妙かも。ギャグアニメとして見れば良いです。こんだけクチャクチャ言いましたがなんやかんや2期も視聴します。

 

5.『あさがおと加瀬さん』

初視聴です。美しい百合アニメでした。前々から百合アニメは苦手と述べていたのですがコチラの作品はかなり良かったです。自分が百合アニメ苦手な理由って女同士だから発生する感情のイザコザというか女のめんどくさいところを煮詰めたみたいな展開が苦手だからというのがあるんですけど、この作品は劇場作品・OVA?というのもあってかシンプルで女同士の美しい部分だけが見えていてかつ思春期の繊細な感情の揺れ動きみたいなのも丁寧に魅せてくれていて素晴らしいと感じました。毎話 えも言われぬ感情に支配されますね。こういう感情を無闇に尊いなどと称したくないのですが、この気持ちに付ける名前が見当たらないので便宜上尊いとしておきましょう。百合モノ苦手と言っている自分でも楽しく視聴できた作品なので万人受けするだろうし、百合アニメ入門編として視聴してみてはいかがでしょうか。

 

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と、いうわけで最近観たアニメの感想でした。各作品クールアニメのときのようにtierを付けるとそれぞれA, A+, A, B-, A-です。「鬼太郎誕生」の映画公開を記念して鬼太郎6期を観返してるのですけどそれはまた先に書こうと思います。この映画の感想も書いているのですが時間がかかっています。

今季アニメ(2023秋)でいうとまだ続き物含め20本くらいしか観ていません。ただ、今実生活がアホほど忙しいので春夏のように30本以上視聴するのではなく24,5本に落ち着かせたいと考えています。今のところは話題になっている『葬送のフリーレン』とか『呪術廻戦』が順当におもしろいなという印象です。これらの感想はまたクールの終わりで。それでは。